40歳からの妊活のススミ

39歳でやっと結婚、40歳でうつ病から、不妊治療まで

カミングアウトその後

9ヶ月前のエントリー(笑)の続き

 

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「上長にカミングアウト」

http://aisaiai.hatenadiary.jp/entry/2018/10/12/193523

 

夫には、「今の状況がツライ」だけではなく、「どうしたいのか」も伝えられるとなお良し。

 

と、言われたが、どうしたいのかなんて分かるはずもない。うつ病って「どうしたい」という希望がない状態なのだから。

 

「どうしたらいいかなんて、わかんないよっ!」と泣きグシャ気味に夫に伝えると、「そのまま伝えればいいんじゃない。」と言われ。

 

そっか。そのまま伝えればいいか。

 

そういうことも、もう頭がまわらない状態だったのね。

 

上長には面談として時間を確保してもらって、今の状態をご報告。

 

うつ病で通院、状態が良くなったが、また最近つらいこと。今の現場の環境がつらいこと。

 

原因かもしれない仕事、家族の病気など、睡眠のこと、妊活したくて薬のみたくないこと、いろいろ。

 

今の現場は離れたいが、離れてからの仕事はどうしたいという希望はない、現状は報告しておく方が良いと思ったので、そうしたこと。

 

上長は、受けとめてくれたようだった。

 

彼女もまた、うつ病ではないですが精神的につらい時期を過ごした事があり、体の不調についてわかるようだった。

(女性管理職なので、私より厳しい状況を経験してきんだろうと想像)

 

状況をわかってもらえる上司で、私は運が良かったなと思う。

 

報告に対しては、今すぐにではないけれど、私の関わっているプロジェクトのタイミングをはかって、離れられるように進める、という回答。

 

プロジェクトを抜けられるとタイミングは3ヶ月後。その間耐えられるのかは不安だけど、言うという行動ができたことで、少し楽になった気がした。

自己注射@採卵1回目

何が痛いって、自己注射が痛い!

ゴナールエフは針が細いので、まだかわいいもんで、HMG注射がハードだった。

痛かった。


アンプルを自分であけて、溶かす用の水分を注射器で吸い上げて、そして他の薬剤(粉)のアンプルに吸った水分を移し替えて粉を溶かし、それを2個やって、注射の空気抜きをやって、


自らの腹に打つ


という。


後半はもう看護師並みの手つきでやってましたけど、痛いんだこれが…。


私はゴナールエフでも、薬剤投入中が鈍痛できつかったけど、友達は全然痛くないと言っていて…


個人差があるんだなと思った。


薬剤投入中の痛さは変わらないけど、刺す場所を選ぶと、痛くない箇所があることに気づきまして。


まず、肌表面を軽く刺して、「痛っ」ってなったらその場所はやめて、痛くない場所を探して打ってました。


場所で全然違う!


あと、細いと皮下脂肪?薄くて痛いらしいです。私は結婚後に「たっぷり」蓄えてたので、まだマシだったのかも。


そして、打つ時間が決まっているので、


残業できないし(ほぼないけど)、予定も入れられないし(予定なんかないけど)、


スケジュール管理がストレスになる私には苦痛だった。

あれやらなきゃ、これやらなきゃの項目が増えると混乱するので。


採卵周期入ってから…これは、不妊治療はツライとか、キツイとか、ストレス激しいとか、わかるわぁ〜ってなったよ。


こんなんやめたくって、なるべく自然のKLCに行きたいとか、それもわかる気がします。


不妊治療やめてストレスなくなったら自然妊娠した、なんていう話もききますし。


去年の話なので思い出しながら書いてます。

子宮鏡検査@採卵周期前

両角レディースクリニックにて。

エコーで子宮筋腫がみつかっていたので、採卵周期突入の前に子宮鏡検査となりました。


子宮鏡検査は1時間前に自分で痛み止めなど飲むよう言われていたので、バファリン1錠を投入。


痛めどめのおかげか何かはわからないけど、子宮鏡検査は痛くはありませんでした。よかった。


以前、N女性専用クリニックで、子宮筋腫が3つあるのを確認済み。


なので、育ってるかな〜、妊娠に影響あるような育ち方してないかなぁ〜と心配してたら、今回の検査で5つあることがわかりました!!

 

増えてる!

 

しかし、どれも妊娠には影響ないとのことで、ひとまずホッ。私は筋腫できやすい体なのでしょうか。。。妊活が終わっても子宮要注意ですね。

 

その日は、朝昼晩4日間飲むようにと抗生物質をもらい、帰宅。

午前中の検査でしたが、その後夕方に少しの出血と、翌日にも出血がありました。


手術も必要ないので、無事に採卵周期に入ることとなりました。

 

両角レディースクリニック予約チャレンジ

両角レディースクリニック(MLC)の初診予約をネットでとりました。


こちらは1ヶ月前に全て予約埋まる、ということはないようだけど、2週先くらいから空きが少しある程度。やっぱり余裕なし。


9:30、10:30、11:30など、時間単位での予約受付をしているので、私は予定がつく夕方に予約を取り、会社は早退することにした。


当日は、タイミングの時にお世話になったN女性診療所で検査していた、AMHや精液検査の結果表と、ブライダルチェックの結果表を持っていった。


MLCでは、初診時にスクリーニング検査として一律で全部検査するため、参考資料になっただけかも。


AMHも前回から時間が経っているので再度検査。

AMHとは卵巣年齢の検査であり、あとどのくらい卵子の数が残ってるか検査。


前回39歳で2.20

今回40歳で2.08


1歳あがるだけでこんなに下がる…!?

ちょっとショックだった。でも、AMHが平均より低くても出産できた、とかブログを見た事があったので、参考値としてあまり深く考えないようにした。


そして、続いてエコー。白黒の映像を横にみていると、看護師さんは映像に見える黒い影のサイズをはかりはじめた。


子宮筋腫が3つあることはわかっていたので、こちらも再検査してるのね~筋腫が育ってませんように~と祈りつつ。


実際は5コあった…(・Д・)そんなにあったんだ!1年前で3コだったのに。妊娠に影響あるかどうか、子宮鏡検査を行うことに。


子宮鏡検査は生理開始6~12日目に行うとのこと、次の採卵周期(生理周期)のタイミングで行うこととなった。


もろもろ検査と診察の前に看護師さんのヒアリングがあり、生理周期や過去の不妊治療歴、人工受精ではなく、体外受精からはじめてよいか?の確認をした。


そして、体外受精の流れの説明や、こんな注射打ちますよーの説明などうけた。


こんな太い針の注射するの?とガクブルしたけど、これも深く考えないようにした(笑)


その後またしばらく待って、今度は両角先生の診察。

血液検査の結果とエコー検査の結果を見て治療方針の説明。


うつ病について、妊娠できてもうつ病悪化したり体調壊れては元も子もない、自分の体は一番大事なので優先するようにと。


かかりつけの心療内科と連携とるため、お手紙を持たされました。


受付から会計まで、トータルで2時間くらいかかりました。


次の診察は、採卵周期はじめの生理2日目になるとのこと。

生理がきたら電話して予約するという…直前でも予約とれるの?と不安だったけど、大丈夫でした。

KLC予約チャレンジ

最後の砦と噂を聞いたKLC、加藤レディースクリニックですが、体外受精できる一番近いクリニックが、うつ病を理由に断られたため、その次に近いのが加藤だったというだけでした。


断られたクリニックは、うつ病の病院と連携が必要になるが、連携とれるお医者さんが数ヶ月前にいなくなってしまい、受付できないとのこと。


いなくなった?というのが、よくわからない理由だけど、病気が悪化することに責任持てないということなのかと。

門前払いだ!と感じが悪い対応ではなく、きちんと説明していただきました。なんかショックでしたけど。


さて、KLCは既存のシステムから変わって、新しいシステムに移行するとの事で、11月分の予約は受け付けていませんでした。


なので、12月の予約をとろうと、予約開始日の1ヶ月前、11月1日0時00分に夫婦で各自のPCでスタンバイ、ピッピッポーんで、アクセスしたのですが、


予約画面に入れない…

サーバーダウンしたか!?


先月の予約が取れなかった人が殺到したのか、サーバー準備不足か、それともいつもの事なのか?

しばらくページを表示する事も出来ず。


いつも早寝の私は起きていられず諦めて夫に、明日の朝やってみようよ、と言って寝てしまった。


朝、KLCのページを確認すると、もう予約がいっぱいなので来月予約してねーの案内文。夜中に頑張った人がたくさんいたご様子。


その後、以前のKLCの予約状況はどうかな?と検索してみると、予約数を絞っていない時期でも、初診予約は難関だとわかった。


予約とれないまま、また1ヶ月後まで待ち、そして1ヶ月後にまた予約が取れなかったら、どんどんと時間は経ってしまい、卵子の老化はすすむ。


KLCに特別執着があったわけではないので、方針変更で両角レディースクリニックにすることにした。


西の加藤、東の両角、みたいに聞いたことがあったので、両角が候補にあがった。系列?で新宿アートクリニックも候補にあがったけれど、治療方法の観点でも、刺激周期排卵の方がいいんじゃない?と。


体に負担がない方がいいのだけども、あたくしもう高齢ですし、卵ちゃんが1個で空砲だったり育たないと、どんどん時間かかるし、少しでも早いうちに卵ちゃんを取っておいた方が良いかねー、という結論。


どちらもメリットデメリットあるようだし、合う合わないもありそうですが。

先月の卵子ちゃん

D11、この表現やっと覚えました。

 

他の方のブログを見ていて、何の記号なのか?と思う箇所がいろいろあったけど、

調べてみると、Dは「DAY」の「D」。生理初日を1日目として数えて何日目かを表すということで、D11は生理11日目のことでした。

 

D11、内膜5.6mm、卵10mm、前回と比べて育ちが遅めでした。

D14に診察するも、内膜8mm、卵子1.5mmと、やはりいつもより小さめ。

 

いつもより育ちが遅い、と聞くと今回は卵ちゃん受け入れ体制ではないのでは?…と思ってしまう。

メンタルも本調子ではなくホルモンバランスもおかしいのかなぁ、とか。

 

やはり、生理はきて、リセット。もう体外受精に踏み切ろうと、12月にクリニック初診予約を入れようとしていたため、10月、11月のあと2回のタイミングのうち1回が終了ということに。

 

タイミングでできなかったら大金がとぶ。。。という、さらなる精神的ダメージも受けた。

 

今回もできなかった、というダメージは受けるんだけど、やっぱりね、こんな体調じゃあそうだよね、しょうがないよね、と流せる部分もある。


そして、11月のタイミングをとる前に、初診予約をした。

KLC予約については次のエントリーで。

うつ、上長にカミングアウト

私がうつ病治療をしていたこと。最近また辛くなってきたのでまた通院するかもしれないこと。

 

それを課長に言ってみました。

 

言ってみました。と、軽く書いていますが、ずっと悩んで踏み切れなかった期間がありました。

弱い奴と思われたくない、二度と楽しそうな仕事はやらせてもらえないのではないか。そう思っていました。

 

私のいる課の課長が変わり、男性から女性になり、何かの会で課長が「男性と同じ体力は女性にはない」というような発言をしたのが記憶にありました。ニュアンスも「同じ体力ないけど男並みに頑張った」といったものではなかったので、根性論のタイプではなさそうと感じ、言っても大丈夫なんじゃないか?と思いました。

 

夫はずっと、私の状態について、上長に話した方がいいと言っていました。言わないと職場の状況(残業多くなる、負荷が高いとか)は変わらないのだから、と。

 

ごもっとも!と思うのだけど、踏ん切りがつかずにずっといました。

 

うつ経験者ならわかると思うんだけど、無理しない方がいい、休んだ方がいい、自分の代わりはいる、会社ってのは自分がいなくても仕事は回る。突然倒れて休職や辞める方が、職場のみんなに迷惑をかける、だから酷くなる前に対策をとるのがいい。

 

って頭ではわかってるけど、あの人にこの人に迷惑をかけてしまうのではないか?と頭の中がぐるぐる。自分が必要ではない存在になるのではという、怖さで頭ぐるぐる。

 

ずっと、言うか言わないか、考えを行ったり来たりしてたんですが、ある時このままでは再発したうつを治療して良くなっても、また何度でも再発するんだろう、と感じたんです。

 

言わないで耐えて治療→良くなる→仕事負荷高くなる→再発→耐えて治療→・・・

 

どこかで同じ事繰り返しの流れを断ち切らないと、違う流れに入れない、そう思って上長に言うことを決心しました。

 

つづく