うつ、上長にカミングアウト
私がうつ病治療をしていたこと。最近また辛くなってきたのでまた通院するかもしれないこと。
それを課長に言ってみました。
言ってみました。と、軽く書いていますが、ずっと悩んで踏み切れなかった期間がありました。
弱い奴と思われたくない、二度と楽しそうな仕事はやらせてもらえないのではないか。そう思っていました。
私のいる課の課長が変わり、男性から女性になり、何かの会で課長が「男性と同じ体力は女性にはない」というような発言をしたのが記憶にありました。ニュアンスも「同じ体力ないけど男並みに頑張った」といったものではなかったので、根性論のタイプではなさそうと感じ、言っても大丈夫なんじゃないか?と思いました。
夫はずっと、私の状態について、上長に話した方がいいと言っていました。言わないと職場の状況(残業多くなる、負荷が高いとか)は変わらないのだから、と。
ごもっとも!と思うのだけど、踏ん切りがつかずにずっといました。
うつ経験者ならわかると思うんだけど、無理しない方がいい、休んだ方がいい、自分の代わりはいる、会社ってのは自分がいなくても仕事は回る。突然倒れて休職や辞める方が、職場のみんなに迷惑をかける、だから酷くなる前に対策をとるのがいい。
って頭ではわかってるけど、あの人にこの人に迷惑をかけてしまうのではないか?と頭の中がぐるぐる。自分が必要ではない存在になるのではという、怖さで頭ぐるぐる。
ずっと、言うか言わないか、考えを行ったり来たりしてたんですが、ある時このままでは再発したうつを治療して良くなっても、また何度でも再発するんだろう、と感じたんです。
言わないで耐えて治療→良くなる→仕事負荷高くなる→再発→耐えて治療→・・・
どこかで同じ事繰り返しの流れを断ち切らないと、違う流れに入れない、そう思って上長に言うことを決心しました。
つづく